6月上旬に祇園白川にアジサイを見に行った後、京都市左京区の要法寺(ようぼうじ)に参拝しました。
この時期の要法寺では、清涼池の周囲に植えられているサツキが花を咲かせ、境内を華やかにします。
サツキの見ごろは、5月下旬から6月上旬なので、そろそろ見ごろの後半に入っている頃です。
見ごろが続くサツキ
要法寺には、地下鉄の三条京阪駅、または、京阪電車の三条駅から東に約5分歩くと到着します。
要法寺の西門の前にやって来ました。

西門
普段から、参拝者がほとんど訪れないお寺で、この日も境内に人の気配がしませんでした。
西門をくぐって境内へ。
爽やかな空が広がってますね。

境内
京都はそろそろ梅雨入りが近く、このような青空が見られない日が多くなっています。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
本堂の前の清涼池の周囲のサツキが満開ですね。

清涼池
花数が少なくなっているサツキも見られますが、全体的に見ごろを保っています。
サツキ越しに眺める本堂。

サツキと本堂
これだけ多くのサツキが咲いていても訪れる人の姿が少ないです。
私が境内にいる間にやって来たのは、2人だけでした。
正面から見る本堂。

正面から見る本堂
要法寺の本堂は、なかなか大きく立派です。
清涼池の岩の上で、カモが休憩していました。
カメも甲羅干しをしていますね。

鴨
要法寺には4月末にも参拝しており、その時は、カモの雛がまだ産まれていませんでした。
そろそろ産まれそうな時期だったのですが、テレビのニュースによると、12個の卵が外敵に食べられて全滅したそうです。
例年だと、6月にカモ親子が鴨川に引っ越しをするのですが、このままカモの雛が誕生しなければ、今年は引っ越しを見られそうにありません。
清涼池と本堂。

清涼池と本堂
池の水は、いつも緑色。
池の西側のサツキは、花数が少なめですね。
サツキ越しに眺める開山堂。

サツキと開山堂
快晴だったので、ピンク色の花も建物もきれいに見えましたよ。
鐘楼を背景に見るサツキ。

サツキと鐘楼
最後に池に架かる石橋の上から、サツキを眺めて要法寺を後にしました。

橋から見る清涼池
6月上旬の要法寺は、サツキが満開でした。
でも、散り始めているサツキも見られたので、そろそろ見ごろが終わりに近そうでした。
サツキの見ごろは6月10日まで続くと思われます。
なお、要法寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。